この記事では、星好きの筆者が選ぶ星空や星座・宇宙といったものが好きな方へおすすめの書籍『満月珈琲店の星詠み』をご紹介します。
この本はツイッターで話題となった美しいイラストから生まれた物語で、作家とイラストレーターがタッグを組んで書かれた小説です。
占星術の話、星座や天文をイメージしたスイーツなどが登場する、星が好きな方には絶対に読んでほしい一冊です。
それでは、概要から紹介していきます。
星好きが選ぶおすすめ書籍『満月珈琲店の星詠み』
概要
◆概要
タイトル:満月珈琲店の星詠み
著者:望月 麻衣
絵:桜田 千尋
出版:文藝春秋
シリーズ:5冊(2024年4月時点)
第1弾:満月珈琲店の星詠み
第2弾:満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~
第3弾:満月珈琲店の星詠み~ライオンズゲートの奇跡~
第4弾:満月珈琲店の星詠み~メタモルフォーゼの調べ~
第5弾:満月珈琲店の星詠み〜秋の夜長と月夜のお茶会〜
◆あらすじ
満月の夜にだけ開く不思議な珈琲店。優しい猫のマスターと星遣いの猫たちが、極上のスイーツと占星術でで、人生に迷える人々をおもてなしする。
※文藝春秋BOOKS WEBサイトより引用
私は何気なくカバーが気になった本を手に取るのが目的で書店をうろうろすることが多いのですが、この本との出会いもそれでした。
正確には、書店で一緒にいた私の夫が「これ、好きそうじゃない?」と教えてくれたのがきっかけでした。
カバー、タイトル、あらすじ…まさにツボ!!とその場で購入にいたりました。
おすすめポイント
まずおすすめしたいのは、本を開くとはじめに数ページにわたって描かれている美しいイラストです。
著者の望月先生はツイッターで桜田 千尋さんの星をモチーフにした美しいイラストにインスパイヤされてこの物語を書いたそうです。
そのイラストが本にも付いており、描かれている星空スイーツが実際に小説の中で登場します。
小説の中でも細かく繊細にスイーツの描写があり、スイーツのイメージが膨らんで口の中にその味がしてきそうな、大変おいしそうに書かれています。
しかし、本を読み終えてから改めてイラストを見てみると、自分の想像していたスイーツよりも遥かに美しく美味しそうで、ロマンティックに描かれていました。
この小説とイラストの素敵な組み合わせから生まれる体験は、ぜひ味わっていただきたいです。
小説自体は大変読みやすく、サクサク読めて2時間強程度で読み終えました。
最初は短編なのかな?と思いましたが、最初から最後まで話はつながっており
満月珈琲店のマスターと店員が、絶品スイーツを提供しながら様々な悩みを抱えた登場人物たちを導いていきます。
このマスターと店員は猫であるというファンタジー要素もありますが、登場人物たちは現代の社会人が誰でも持つような悩みや困難を抱えた人たちです。
そんな彼らをマスターが占星術を使ってその人が持つ星を読み、星の流れを解説しながらそれぞれの進む道を探していく。
そこには懐かしい再会や、新しい道を切り開くこと、自分の思いに素直になることなど様々な選択が待っています。
読み終えたときにはきっと優しく前向きな気持ちになります。
加えて珈琲と美味しい~~スイーツが食べたくなり、占星術について調べてみたいという気持ちが高ぶるはずです…!!
こんな方におすすめ
・星や星座が好きな方
・占星術(ホロスコープ)に興味がある方
・星空モチーフのスイーツが気になる方
・仕事や人間関係で悩んでいる方
・悩みの解決に行き詰まっている方
・心あたたまる物語が読みたい方
筆者はまだシリーズすべては読めていないので、これから全巻読む予定です。
小説のほか、満月珈琲店のレシピ帖なども出版されていますので、気になった方はぜひ読んでみてください。
小説の他にも「満月珈琲店のレシピ帖」なども出版されていますので、気になった方はぜひ読んでみてください。
電子書籍を購入するなら楽天koboおすすめ!
人気の小説などクーポンで最大40%OFFなどのキャンペーンも開催中です
\初めての方限定!エントリー&初購入でポイント70倍キャンペーン実施中!/
楽天ポイントも貯まるので、電子書籍派の人は絶対おすすめです!
おわりに
いかがでしたか?
こちらも星好きの方へプレゼントするのにもいい一冊だと思います。
星空スイーツという、なかなか出会えないジャンルの沼にハマっていくこと間違いなしの『満月珈琲店の星詠み』でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント