この記事では、星好きの筆者が選ぶ、星空や星座・宇宙といったものが好きな方へおすすめの書籍『三軒茶屋星座館』をご紹介します。
この書籍は小説家「柴崎竜人」さんの作品で星座好き、神話好きの方に特におすすめの小説です。
筆者は、一度読んだ小説は中古で売ることが多いですが、この本は大好きでずっと手元においています。
それでは、概要から紹介していきます!
星好きが選ぶおすすめ書籍『三軒茶屋星座館』
概要
◆概要 タイトル:三軒茶屋星座館 作者:柴崎竜人 出版:講談社 シリーズ:全4冊 第1巻:冬のオリオン 第2巻:夏のキグナス 第3巻:春のカリスト 第4巻:秋のアンドロメダ ◆あらすじ 「きっと誰かに、この物語を贈りたくなる――」 「和真は俺の兄貴で……そして今日から、月子のもうひとりのお父さんだ」 三軒茶屋の裏路地にひっそりと佇むプラネタリウム(兼バー)。 酔客たちに 星座の話を聞かせる店主・和真のもとに、10年ぶりに弟・創馬が帰ってきた。 娘だという美少女・月子を連れて。 18歳年上に夢中な高校生、彼氏の浮気を疑 うキャバ嬢、筋肉フェチのオカマ、ウーロン茶一筋の謎の老人、不思議な客たちが集まる店で、“親子3人”の奇妙な共同生活が始まるが……。 ※『三軒茶屋星座館』特設サイトより引用
この本との出会いは本屋で何気なく棚を見ていた際、本の表紙が目に止まり、
星座や神話の話も登場する星座館で起こる物語だと書いてあり、面白そう!と思いその場で購入しました。
読んでみるととても面白く、星座や神話好きの筆者にとってドツボでした。
おすすめポイント
じんわりと心があたたまり、星空を見上げたくなる
そんな物語です。
星座館のまわりで起こる出来事について、関連した星座や神話を絡めて解決に向かっていくように話は進んでいきます。
ちょっとコミカルな神話に置き換えながら進むストーリーはテンポもよく、かなりくだけた書かれ方をしています。
この本の中で語られる神話は、とても人間らしいというか人間くさいというか…
神様なんだけど欲深かったり嫉妬深かったり、人間味あふれるような描かれ方をしており、堅苦しさは一切ありません。
そのためスッと頭に神話のストーリーが入ってくるので、星座や神話についてとくに知識がなくてもかなり楽しめます。
登場人物たちはみな個性的でそれぞれにストーリーがあり、キャラクター同士の会話や関係性も見どころのひとつです。
星座館に集まる人たちの絆もストーリーが進むごとに深まっていき、どんどん物語は濃く絡み合って面白くなっていきます。
筆者は全4冊全て読みましたが、登場人物たちが好きすぎて続きを読まずにはいられませんでした。
ときには、クスッとわたってしまうシーンあり、ほろっと涙してしまうシーンありと、
温かい話ばかりではなく時には悲しい出来事や、やるせないような気持ちになったりと
いろいろと感情を揺さぶられる作品でもありますが、全体的にほっこりとした余韻が長く続くような気持ちになる作品です。
この本の影響を受けて、後日友人とプラネタリウムバーに行きました笑
単純に星や神話が好きな方はもちろん、心が洗われるような物語が読みたい…そんなときにおすすめの一冊です。
こんな方におすすめ
・星座や星座にまつわる神話が好きな方
・心あたたまるような物語が読みたい方
・コミカルな神話に興味がある方
・自分のあり方や人間関係に悩んでいる方
・誰かにプレゼントする本をお探しの方
読んだあと、きっと誰かに進めたくなる作品です。
筆者は1・2は文庫で購入し、3・4はまだ文庫化されていなかったため単行本で購入しましたが
カバーも美しいので全部単行本でもよかったな、、とあとから思っています。
この本の影響で見つけたプラネタリウムバーのお話も、そのうち書けたらいいなと思います
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おわりに
いかがでしたか?
自分で読むのはもちろん、星好きの方へのプレゼントにもおすすめの『三軒茶屋星座館』でした。
書いていてまた読み返したくなってきました。。
またおすすめの書籍を見つけたら更新していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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